こくぶん研究室

教育ポリシー

文理融合

授業風景

高性能・安価なものが売れる時代は終わりました。いまヒットする商品やサービスは、上手にお客様の心をつかんだものです。現代では、お客様の心に寄り添いながら、全く新しい価値を提供するものづくりが必要です。そのためには、実際にものを「作る」スキルに加えて、人を「理解する」スキルが欠かせません。

國分は、ものを「作る」理系的なスキルを育てる授業と、心理学をもとにお客様の気持ち(感性)を「理解する」文系的なスキルを育てる授業の両方を担当しています。かつ、それらをバラバラに学ぶのではなく、商品企画・開発のプロセスを仮想的に体験しながら学んでいきます。

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とことん分かりやすく

授業風景
同じ目線で指導します

文理融合といっても、誰にでも得意/不得意はあります。数学やコンピュータの知識が必要になる場面も多いので、文系の皆さんは不安かもしれません。しかし、國分自身が文系出身でエンジニアとして働いてきた経験をもとに、皆さんがつまづきやすいポイントを理解して、とことん分かりやすくていねいに伝えることを心がけています。

ただ、数学といっても、必要なものはたいてい中学や高校の基礎的なレベルの内容です。また、プログラミングや CG 制作については、学生さんたちに経験が無いことを前提に、基礎からしっかり積み上げていきます。

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身近な事例で

授業風景
VR のデモの様子

大学の授業というと、抽象的で難しいことを一方的に教員が話すイメージがあって、「ついていけるだろうか?」と不安に思われるかもしれません。國分の授業では、できる限り皆さんの身近にある商品・サービス・コンテンツを事例にあげて進めます。

例えば CG やバーチャルリアリティ(VR)の解説では、初音ミクやガンダムも登場します。他にも、アプリ、ゲーム、アニメ、アイドル、玩具などなど、皆さんがイメージしやすい身近な事例を取り上げます。事例は柔らかくても、ちゃんと使えるハイレベルな内容をしっかり学ぶのがモットーです。

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アクティブな学び

授業風景
自発的に話し合う学生たち

ひたすら聴くだけの授業は誰でも楽しくないものです。知識やスキルは、実際に頭や手を動かしてこそ身につきます。國分の授業ではできる限り、学生さん自身が考えたり、作ったり、発表したりする時間を大切にしています。

例えば3年生のゼミでは、ゼミ生たち自身がテーマを提案し、テーマごとにチームを作り、目標・スケジュール・分担を決め、自分たちで調べ、作り、話し合い、進捗を管理し、最後はオープンキャンパスなどで一般のかたに向けて成果を発表します。このようなアクティブな学びは、効果的に知識やスキルが身につくばかりでなく、社会に出てから必ず役立ちます。

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