Webオープンキャンパス2022

愛知淑徳大学 人間情報学部 國分ゼミテーマ展示

『無駄』を作りました

ようこそ!

学部の卒業研究ではもちろん「役立つ」ものを考え,作ります。しかし,ものを作っていて心から楽しいのは「自己満足の無駄なもの」だったりするものです。そして,楽しいことは熱心に学び,熱中して取り組むものです

卒業研究を控えた3年生に,ものづくりの楽しさを味わい,楽しみながらスキルアップしてもらうため,あえて無駄づくりをテーマに活動しました。学生たちが自己満足100%で熱中して作った「無駄なもの」の数々をお楽しみください。

ゼミ担当:國分三輝(こくぶん みつてる)より

解説:『無駄づくり』

『無駄づくりクリエイター』として有名な藤原麻里菜さんは「オンライン飲み会脱出マシーン」や「インスタ映え台無しマシーン」など,とても無駄なものを日々生み出しています。最新技術で何かと暮らしは便利になりましたが,それらは時に便利すぎて迷惑なこともあります。そんな現代の闇(病み)を皮肉に表現したマシーンたちは,無駄だけれども実は私たちに大切なものごとや,便利なふりして実はかえって不便や害になっているものごとに気づかせてくれます。

人間情報学部は当然ながら「便利な暮らしや社会」を目指します。しかし,作り手側が嬉しいと感じるモノやサービスは,時にユーザにとってはお節介であったり,過剰であったり,ありがた迷惑になってしまうことがあります。無駄なものを作るのは楽しいだけでなく,あえて『無駄』を作ることで『ユーザにとっての真の便利』を学生たちに考えてもらうことも,この企画のねらいのひとつです。

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